「初めまして」の英語表現の定番といえば「Nice to meet you」ですね。
学校英語でも習いましたし、もっともよく使われるのがこの表現でしょう。
もちろん、この表現だけ知っておけば初対面の挨拶に困ることはありませんが、これだけだと少し単調ですよね。
しかも人によっては違う言い方であなたに話しかけて来るかもしれません。
そんな時「何って言ったの?わからない」とパニックになってしまうかも。
そこで、このページではネイティブがどのように「初めまして」を使っているのか紹介したいと思います。
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学校で習った「How do you do?」は使うの?
辞書などで引くと、この表現が出て来ることがありますね。また、学校で習ったという人も多いことでしょう。
しかし、この表現はかなり硬い表現で、現在ではあまり使われておりません。
しかも、How do you do?の返答にはOKとか、I’m good.ではなくHow do you do?と返答するのが決まりとされています。
そのため、もし仮にこの表現で挨拶されたら、返答の仕方を間違えないように気をつけましょう。
また、「辞書や本で見たから」といって、あなたの方からこの表現を使うのは避けた方がいいかもしれません。
A:How do you do?
初めまして。
B:How do you do?
初めまして。
ネイティブの自己紹介の仕方
実は「Nice to meet you.」のような「初めまして」のフレーズを先に言わず、「Hi」や「Hello」と言った声かけの後に、名前をいう流れが自己紹介では多く使われています。
A:Hi, I’m Tanaka.
初めまして、田中です。
B:Hi, I’m Tom.
初めまして、トムです。
しかし、これだけだと少し寂しいですよね?
そこで名前を言った後に、「お会いできて嬉しいです。」や「ずっと会えるのを楽しみにしていました。」といった表現を付け加えると尚良くなります。
自己紹介でよく使う表現を挙げておくと次のようになります。
I’m glad to meet you.
お会いできて嬉しいです。
I was looking forward to meeting you.
お会いできるのを楽しみにしていました。
It’s a pleasure to meet you.
お会いできて嬉しいです。
It’s an honor to meet you.
お会いできて光栄です。
他にもたくさんありますが、基本的には似たような表現なので、まずは上の言い方を覚えておくと良いでしょう。
尚、上の例文では動詞の「meet」を使っていますが、会うのが2回目、またはそれ以上であれば「see」を使います。
「Nice to meet you.」と言われたら?
現地で「Nice to meet you.」と言われたら、学校でも習った通り「Nice to meet you, too.」と返せばOKです。
もし、カジュアルなシチュエーションであれば、「You too.」もよく使われます。これは「Nice to meet you, too.」を短く言ったものです。
A:Nice to meet you.
初めまして。
B:You too.
初めまして。
メールでの自己紹介は?
メールでは「Nice to meet you.」のような、「初めまして」の挨拶はせず、単に簡単に自己紹介(名前、会社名など)をしてや用件に入ります。
まぁ、メールでのやりとりで、実際に会うわけではないので、「Nice to meet you.」という表現は不自然ですよね。
最後に
今回は「初めまして」の英語表現について紹介しました。
ネイティブは「挨拶」→「名前」→「+α(お会いできて嬉しいです)」の順で自己紹介をするのが定番なので、この流れは覚えておきましょう。
今まで「Nice to meet you.」しか言えなかった人は、今回紹介したフレーズを使ってバリエーションを頑張って増やしてみましょう。