「わぁ、このケーキなんて美味しいの!」、「なんて綺麗な人なの!」
このように感動したことや驚いたことを気持ちを込めて言う表現を感嘆文と言います。
“This is very delicious”や”She is very beautiful.”のように表現しても良いですが、それだとちょっと単調ですし、自分の本当の気持ちも伝わりにくいかもしれません。
そこで、このページではこの感嘆文を英語でどのように表現すればよいのか解説します。
Whatを使った感嘆文
感嘆文の表現には疑問詞「What」を使った表現と、「How」を使った表現の2種類ありますが、まずは「What」を使った表現を見ていきましょう。
Whatを使った構文は次のようになります。
What + (a/an) 形容詞 + 名詞 ( + 主語 + 動詞).
「What」で始まる感嘆文の場合、「What」後ろは形容詞 + 名詞が来て、主語、動詞と続きます。
当然ですが、話題に取り上げる名詞が複数形や数えられない名詞の場合は「a」や「an」は不要です。
それでは、いくつか例文を見てみましょう。
例文
What a delicious cake this is.
なんて美味しいケーキなの。
What a beautiful woman she is.
なんて綺麗な人なの。
What a kind person he is.
なんて親切な人なの。
What a big butt he has.
なんて大きいお尻なの。
What a nice car he has.
なんて素晴らしい車なの。
尚、文の後ろの「主語 + 動詞」は省略して使うこともできます。
例えば、
What a delicious cake this is. → What a delicious cake.
What a nice car he has. → What a nice car.
といった感じです。
日本でも主語が明らかな場合、省略することがあるように英語でも省略することがあります。
特に会話では省略して使うことが多いので、覚えておきましょう。
Howを使った感嘆文
続いて「How」を使った構文ですが、次のようになります。
How + 形容詞/副詞 ( + 主語 + 動詞).
「How」で始まる感嘆文の場合、「How」直後に形容詞または副詞が来て、主語、動詞と続きます。
「What」使った文と違い、直後に名詞は来ないので注意しましょう。
例文
How cute this baby is.
なんて可愛い赤ん坊なの。
How difficult this question is.
なんて難しい問題なんだ。
How expensive this bag is.
なんて高いカバンなんだ。
How sad this story is.
なんて悲しいストーリーなんだ。
How diligent he is.
なんて真面目なんだ。
尚、「How」を使った文でも「主語 + 動詞」は省略して使うこともできます。
例えば、
How cute this baby is. → How cute.
How sad this story is. → How sad.
といった感じです。
感嘆文の置き換え
ここまでで、2種類の感嘆文の作り方について解説して来ましたが、2つの文は置き換えて使うことが可能です。
ですから、自分が使いやすい、表現しやすい方を選んで使うと良いでしょう。
What a expensive bag this is.
なんて高いカバンなんだ。
How expensive this bag is.
なんて高いカバンなんだ。
What a sad story this is.
なんて悲しいストーリーなんだ。
How sad this story is.
なんて悲しいストーリーなんだ。
最後に
今回は感嘆文「なんて〜だろう」の表現について解説しました。
学校英語ではさらっと登場して、終わることが多いと思いますが、会話ではけっこう頻繁に登場するので、英会話の勉強をしている人は使いこなせるようにたくさん例文を作り、声に出して練習してみましょう。
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