「日本ってどんな国ですか?」、「バンコクってどんな街ですか?」のように相手の出身国や住んでいる街について尋ねる場面ってよくありますよね。
特に外国人の方と初対面であれば、会話のトピックの1つですし、友達との日常会話でも、
A:夏休み、スリランカに行ってきたんだ。
B:いいねー!でも、スリランカってどんな国?
のように尋ねるシーンはあるでしょう。
では、この「どんな国ですか?」、「どんなところですか?」は英語でどういえば良いのでしょうか?
「どんな」= 「What kind of」で覚えてしまっている人もいるかもしれませんが、ネイティブは場所について尋ねるとき、あまりこの表現を使いませんよ。
そこで、今回は国や街についてを尋ねる表現「どんな所ですか?」の英語表現について学習しましょう。
「どんなところですか?」の言い方
「どんなところですか?」は英語で次のように言います。
What’s (場所) like?
likeは「好き」という意味でよく知られていますが、ここではlikeの他の意味である「〜のような」が使われています。
ですから、上の構文を直訳すると「(場所)はどのようですか?」と訳すことができ、もう少しナチュラルな会話表現に置き換えると「(場所)はどんなところですか?」となります。
例えば、冒頭の「日本はどんな国ですか」を英語で言いたい場合は、
What is Japan like?
「バンコクってどんな街ですか?」を英語で言いたい場合は
What is Bangkok like?
と言えます。
上の例文を見て気がついたかもしれませんが、日本語では「どんな街」や「どんな国」のようにどんなの後の名詞が必要で主語がによってそれが変わります。
しかし、英語の場合はそれを意識する必要がなく、単に日本やバンコクといった場所を主語に入れるだけでOKで、街や国といった単語は不要なのです。
「どんなところですか?」の答え方
続いて、「What’s 〜 like?」の質問をされた時の答え方ですが、次のようになります。
It’s 〜.
It has 〜
「賑やかな街です」や「暑いです」ですのように、「〜です」と答えたい場合は「It’s」を、「たくさんモールがあります」や「古いお寺があります」のように「〜があります」で答えたい場合は「It has」を使えばOKです。
例えば、「バンコクはどんなところですか?」と聞かれて「古いお寺があります」と答えたい場合は
It has old temples.
と言えます。
会話例
A:What is Kyoto like?
B:It has many temples and shopping malls.
A:京都ってどんなところ?
B:たくさんお寺とモールがあるところだよ。
A:What is Bangkok like?
B:It’s a lively and fun city.
A:バンコクってどんな街?
B:賑やかで楽しい街だよ。
A:What is Tom like?
B:He is handsome and a kind person.
A:トムってどんな人?
B:ハンサムで優しい人だよ。
「What’s 〜 like」は「どんな人」という表現でもよく使います。
まとめ
今回は「どんなところですか?」の英語表現について紹介しました。
日常会話、初対面の会話ではよく使う表現なので、しっかりと声に出して練習し使えるようにしておきましょう。
(1) 「どんなところですか?」の言い方
What’s 〜 like?
(2)「どんなところですか?」と聞かれた時の返答の仕方
It’s 〜.
It has 〜.
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