みんなの日本語の第8課で形容詞が登場し、日本語教師の皆さんは日本語の形容詞が「い形容詞」と「な形容詞」に分かれること、それぞれの形容詞の活用などを教えますね。
8課を教える際の注意点としては、「きれい」や「ゆうめい」などは「い」で終わるが、な形容詞であること、形容詞の否定形はちょっとややこしいので、何度も口頭練習させて慣れさせる必要があることなどが挙げられます。
ですが、8課で登場する「忙しい」という単語も注意が必要です。
なぜなら、英語では人が多い街や車・バイクなどの乗り物がたくさん行き交う街のことを英busyを使って「busy town」と表現するからです。
ですから、英語圏から来た学生は「私の街は忙しいです。」のような例文を作ってしまうことがよくあります。
皆さんは日本語で「私は街は忙しいです。」なんて表現はあまり使いませんよね? 日本語に訳すなら「にぎやかな街」の方がしっくりくると思います。
ですから、この「忙しい」を教える時に、「”busy town”と言いたい時は”にぎやかな街”といった方が良いですよ」と指導しておいた方が良いです。
それでは、これをどうやって英語で説明するのか見てみましょう。
説明したいこと
「忙しい」を意味する「busy」は人の様子に対して使うが、街や場所について言うときは「にぎやか」を使う方がいい。
「busy」の注意点を英語で説明する
「忙しい」は人の状況を説明するときに使うことができるが、街や場所については使わない。もし、”This town is busy”のよう 言いたい時は、「にぎやか」を使った方が良い。
“忙しい” can be used when you describe people but is not used for places. If you want to say “This town is busy”, you should use “にぎやか”.
まとめ
今回は英単語「busy」を使う際の注意点を紹介しました。
日本語を教えている先生は形容詞を教える際、busyの使い方についても補足説明してあげてください。
まとめ
「忙しい」を意味する「busy」は人の様子に対して使うが、街や場所について言うときは「にぎやか」を使う方がいい。
【英語で説明】日本語の形容詞(い形容詞とな形容詞)みんなの日本語を使って日本語を教えている方は、8課で形容詞を導入しますね。
日本語の形容詞には「い形容詞」と「な形容詞」に分けられ...