「正しい」という英単語といえば” correct”と”right”と2つの英単語がありますよね。
でも、あたなはこの2つの違いを考えたことがありますか?
今回は”correct”と”right”の違いを確認しましょう。
“correct”と”right”の違い
1. “correct”が表すものは?
“correct”は答えが必ず決まっているもの、答えが1つしかないものに対して使われます。
具体例をあげると、「英語のスペル」や「英語の文法」、「数学の問題の答え」など答えが必ず決まっているものです。
correctを使った例文
Is this the correct spelling?
これは正しいスペルですか?
Is this expression grammatically correct?
この表現は、文法的に正しいですか?
2. “right”が表わすものとは?
“right”は必ず決まった答えがあるわけではないが、常識的、道徳的に考えて正しいと言う時に使います。
具体例を挙げるとすると、お年を召された方が電車に乗ってきたので、優先座席を譲ってあげたり、クラスメートがいじめにあっていたので、それを助けてあげたり、こういった行動は正しい行動ですよね。
もちろん、席を譲らない、いじめにあっているクラスメートを助けないという選択肢もある訳ですが、常識的、道徳的に考えて正しい訳です。
このような場合の「正しい」は”correct”ではなく、”right”が使われます。
rightを使った例文
Your action is right.
君の行動は正しい。
I think I made the right decition.
私は正しい決断をしたと思う。
まとめ
今回は「正しい」を表す単語”correct”と”right”の違いについて紹介しました。
「correct」と「right」の違い
correct:答えが必ず決まっているもの
right:答えが必ずしも決まっていないが、常識的、道徳的に適切なもの