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【英語で説明】上手と得意の違い

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こんにちは。

今回のテーマは日本語の単語「上手」と「得意」の違いです。

これらの単語は英語の辞書で調べるとどちらも「be good at」で訳されていることが多いんですが、皆さんはこの2つの日本語訳の違いを理解していますか?

何気なく使い分けている言葉でも、いざ違いを説明するとなると結構難しいものです。

日本語を勉強している外国人は必ず違いを聞いてきますので、事前に理解して準備しておきましょう。

「上手」と「得意」の違い

この2つの単語の違いは、次のようになります。

  • 得意は他人にも自分にも使えます。でも上手は他人だけです。
  • 上手は他人を褒める時によく使います。

上の説明だけでは、あまりイメージができないという人は例文を考えると良いです。

 例1:田中さん絵が上手ですね。

この文では相手を褒めていますね。ですから、「得意」を使うとちょっと違和感のある文になります。

例2:私はバスケットボールが得意です。

この文は自分のことを話していますね。ですから、「上手」を使うと違和感のある文になります。

例3:彼は絵が上手です。 / 彼は絵が得意です。

これはどちらも違和感のない文ですね。また、褒めているわけではなく単に彼のスキルについて話しているだけですから、「得意」を使っても違和感のない文章になります。

それでは、「得意」と「上手」の違いを英語でどう説明するか見ていきましょう。

説明したいこと
  1. どちらも能力が優れていることを表す言葉である。
  2. 上手は自分に対して使うことができない。他人を褒める時によく使われる。
  3. 得意は他人にも自分にも使うことができる。ただし、褒める時は上手を使う。



「上手」と「得意」の違いを英語で説明する

「上手」も「得意」もどちらも能力が優れていることを表す言葉です。

Both of 「上手」and 「得意」 are words to indicate to express proficiency

「上手」は相手を褒める時によく使われ、自分に対して言うことができません。

「上手」is normally used when you praise someone. It can not be used for yourself.

一方で、「得意」は他人にも自分にも使うことができる。ただし、褒める時は「上手」を使います。

On the other hand, 「得意」can be used for someone else and yourself. However when you  praise someone, 「上手」is used.

まとめ

今回は「上手」と「得意」はどういった意味の違いがあるのか、またどうやって英語でその違いを説明するのかを紹介しました。

今回紹介した説明だけでは、完璧に理解するのは難しいと思いますので、日本語の例文もいくつか提示して2つの違いをわかるように工夫してください。

日本語を勉強している学生は必ずといっていいほど、これらの違いは何か質問してきますので、日本語教師の方はいつでも説明できるようにしておきましょう。

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