「店」という英単語といえば” shop”と”store”と2つの英単語がありますよね。
でも、あたなはこの2つの違いを考えたことがありますか?
今回のテーマは「店」を表す”shop”と”store”の違いです。
目次
“shop”と”store”の違い
1. “shop”が表すものは?
“shop”は物を売るだけでなく、物を作ったり加工したりするお店のことを指します。
また”store”に比べると、小さいサイズのお店です。
わかりやすいように具体例をあげると次のようなお店があります。
- coffee shop
- ice cream shop
- cake shop
- pet shop
- bicycle shop
- ramen shop
例えば、coffee shopですと、コーヒーを淹れてお客さんに提供しますよね。
cake shopですとケーキを作ってお客さんに提供します。
このように単に商品を売るだけではなく、商品の製造や加工などが伴うお店は”shop”が使われる傾向にあります。
shopを使った例文
I want to go to ramen shop tonight.
今夜はラーメンショップに行きたいです。
Would you like to go to the coffee shop after work.
仕事のあと、カフェに行きませんか。
2. “store”が表わすものとは?
“store”は売るだけのお店を指します。
また、shopよりも比較的大きいサイズのお店を指します。
わかりやすいように具体例をあげると次のようなお店があります。
- department store
- book store
- grocery store
- convenience store
イメージとしては仕入れた物を単に売っているお店で、例えば「ビックカメラ」や「ヤマダ電機」を想像するとイメージしやすいと思います。
どれも基本的にはすでに完成されている商品をお客さんに売っているだけですよね。
こういったお店の場合、”store”が使われる傾向にあります。
storeを使った例文
Is there a convenience store around here?
この辺にコンビニはありませんか?
I go to a book store twice a week.
私は1週間に2回本屋に行きます。
補足:アメリカとイギリスで”shop”と”store”の捉え方が異なる
先ほど、売る以外に加工や製造なども行なっている店は”shop”、売るだけのお店は”store”が使われる傾向にあると言いました。
基本的にはその考え方でいいですが、アメリカでshopを使うのに、イギリスではstoreが使われるなんて場合もあります。
とはいえ、”shop”と”store”を間違えて使ったぐらいで、笑われることもないですし、コミュニケーションに支障をきたすこともありませんから、わからなかったら好きなほうを言えば良いと思います。
まとめ
今回は「店」を表す単語”shop”と”store”の違いについて紹介しました。
shop:売る以外に加工や製造なども行なっている店。storeよりも小さい。
store:売ることだけを目的としたお店。shopよりも大きい。