こんにちは。
今回のテーマはみんなの日本語13課で出てくる日本語の初級文法「Nが欲しい」、「Vたい」の注意点を英語でどうやって説明するか紹介します。
英語では”want“や”want to“と訳しますが、日本語の使い方と少し異なりますよね。
どういった場面で使えるのか / 使えないのか、初級の段階できちんと教えなければ間違った使い方をしてしまうかもしれませんので、きちんと英語で補足するなり、資料を配るなりしておきましょう。
「Nが欲しい」、「Vたい」の注意点
まず、日本語の「Nが欲しい」、「Vたい」の使い方で注意すべきポイントは以下です。
- 第三者を主題にして言えない。
- 目上の人に「欲しいですか」、「~たいですか」と聞くと失礼になる。
→「ご覧になりたいですか」、「召し上がりたいですか」のように敬語を使っていてもダメ - する動詞(旅行する、結婚する)は「旅行が欲しい」のように「~が欲しい」の文型は使えない。 ただし、「連絡する」、「電話する」などのように可能なものもある。
- 「Vたい」を使う場合、助詞は「が」と「を」が使えるが、片方しか使えない場合もある。◯ 彼女にプレゼントをあげたい。
× 彼女にプレゼントがあげたい。「を」のほうが使用範囲が広いので、学習者から質問があった場合は、迷ったら「を」を使えばいいと伝えると良い。
これらについて英語でどう説明するかを紹介します。
「Nがほしい」、「Vたい」の注意点を英語で説明
These grammar patterns can not be used when third person is used as a topic like “he” or “she”. If the topic of the sentence is third person, the other grammar pattern is used like “〜と言っていました”、”〜たがっています”. But others grammar patterns are difficult, so I won’t introduce them in this lesson yet.
In addition, these grammar patterns can not be used for older people or a person in a high position. If you use it for them, it is rude, so be careful when using it.
In these grammar patterns, the particle “を” and “が “can be used. But depending on sentences, the particle “が” can not be used. If you don’t know which particle you have to use when you use these grammar patterns, it is better if you choose the particle “を”.
さいごに
いかがでしたでしょうか。
今回は、「Nは欲しい」、「Vたい」の注意点を英語で説明する場合、どういえばいいのかを紹介しました。
できるだけ早い段階から生徒にきちんと説明して、誤用が起こらないようにしましょう。