みなさんは英語の文法の中で苦手な文法、嫌いな文法がありますか?
おそらく多くの日本人が苦手とする文法の1つが「関係代名詞」や「関係副詞」ではないでしょうか?
例えば、「これは昨日私が買った鞄です。」というように「鞄」について具体的な情報を付け加える文ですね。
英語の訳すと「This is the bag (which) I bought yesterday.」となりますが、日本語と英語で語順が異なるので、英語初級の方はすぐに文が出てこない人が多いと思います。
私もこの文法が苦手でしたが、少しずつ口に出して練習することで段々早く言えるようになりました。
そこで、今回はこの「関係代名詞・関係副詞」を習得するため私がやった練習法を紹介したいと思います。
尚、この練習法は「関係代名詞」・「関係副詞」の文法を一通り勉強した人向けなので、忘れ方はもう一度文法の参考書を読んでから挑戦してみてください。
物や人、場所を英語で説明して「関係代名詞」・「関係副詞」の克服する
外国人と話をする時に、詳しい情報を伝えるためにこの文法はよく使われます。メールやチャットなら書く時間があるので、わからなかったら調べながら文を作ることができますが、話す場合は瞬時に口に出さなければいけないので、なかなか言えないものです。
そこで、私がよくやっていた方法が、「物」や「人」を「場所」などを英語で説明するというやり方です。
例えば、「京都ってどんな街ですか?」と聞かれたら、どう答えますか?
日本語で説明するなら「お寺がたくさんある街です。」、「外国人が毎年、たくさん訪れる街です。」といったような文が思い浮かぶのではないでしょうか。
これを英語にすると、次のようになりますね。
お寺がたくさんある街です。
→ Kyoto is the town where there are many temples.
外国人が毎年たくさん訪れる街です。
→ Kyoto is the town (where) many foreigners visit every year.
このように、関係代名詞や関係副詞を使って文を作り練習をしていきます。
物・人・場所などは無限にありますから、いくらでも例文を作ることが可能ですね。
しかし、これだけだと・・・
と思う人がいると思います。
そこで、次に自分が作った例文があっているのか、答えを確認する方法を教えます。
答えの確認方法
答えをチェックする方法は、ネイティブの人にチェックしてもらいましょう。
それが一番の方法です。
私がオススメするのが、この「lang-8」というサイトです。
このサイトは世界中の人たちと語学の勉強ができるサイトで、自分が勉強している言語(例えば英語)の文を書いて送信すると、ネイティブスピーカーが添削して返してくれる素晴らしいサービスです。
基本的に無料で利用できますから、じゃんじゃん例文を作って練習しましょう。
他にも「Hello Talk」という無料のアプリもオススメです。
このアプリは言語交換アプリで、英語を勉強したい私と、日本語を勉強したい外国人がパートナーになりチャットを通してお互いに語学を学ぶサービスです。
こちらの場合は、リアルタイムで外国人と会話(チャット)をすることになるので、とても楽しいですし、アプリで使えるのでネットさえ繋がれば、いつでもどこでも利用できる点が魅力的です。
iOS
>>アプリをダウンロード
Android
>>アプリをダウンロード
上の2つは無料のサービスですが、お財布に余裕がある方で貼れば、オンライン英会話の先生にチェックしてもらうこともおすすめです。
オンライン英会話を受けたことがある人ならわかると思いますが、先生と指定した(指定された)教材を使って勉強する時もあれば、フリー会話の時もありますよね。
ですから、フリー会話をする時に「今日は物や人を英語で説明する練習をしたいから何かお題を出して」と伝え練習するといいと思います。
さいごに
今回は、日本人が苦手とする「関係代名詞・関係副詞」の勉強法について紹介しました。
日本人がこの文法を苦手とするように外国人もまた日本語のこの文型を習得するのに苦労されています。
言葉が違えば文法も違うわけで、普段使わなければ習得はできません。
ですから、たくさん声に出すと(アウトプット)、徐々に言えるようになってきます。
今回は紹介しませんでしたが、こちらの瞬間英作文にも「関係代名詞」・「関係副詞」の例文があるので、この本で日本訳を見て瞬時に英語で話せるようになるまで練習するのも効果的です。