日本語の授業の第1課で「会社員」と「社員」という言葉が出てきますね。
教科書によっては「会社員」だけしか紹介されて場合もありますが、この2つの違いを説明しておかないと、次のように間違った使い方をしてしまう学習者が出てきます。
誤用例
❌私はパナソニックの会社員です。
この場合は「社員」を使わなければいけませんね。
そこで、今回は「会社員」と「社員」の違いをどうやって英語で説明するか確認しましょう。
「会社員」と「社員」の違い
「会社員」は職業を表しているのに対して、「(会社名)の社員」で所属を表しているという違いがあります。
そのため、自分が勤めている会社と一緒に使う場合は「会社員」ではなく「社員」を使う必要があります。
説明したいこと!
- 「会社員」は会社名と一緒に使うことはできない。
- 会社名と一緒に使う場合は「社員」を使う。
「会社員」と「社員」の違いを英語で説明する
「会社員」も「社員」も英語では”employee”ですが、「会社員」は会社名と一緒に使うことができません。会社名を出して、その会社の従業員であることを言いたい場合は、「社員」を使います。
Both of “会社員” and “社員” are “employee” in English but you cannot use “会社員” with a specific company name. If you want to say “employee” with a specific company name, you must use “社員”.
例えば、”eployee of Apple”と言いたい場合は、”Appleの会社員”ではなく、”Appleの社員”ですと言います。
For example, if you want to say “employee of Apple” you say “Appleの社員” not “Appleの会社員”.
自己紹介の時に単に、職業が「employee」であることを伝えたい時、「会社員」を使います。
会社員 is used when you just say that you are an employee when introducing yourself.
さいごに
今回は「会社員」と「社員」の違いをどうやって英語で説明するのか紹介しました。
日本語の教科書では、だいたい第1課で登場するのできちんと違いを説明できるように準備しておきましょう。