「1/2(2分の1)」や「1/5(1分の5)」のように小学校の算数で分数を習いましたが、これを英語で言う場合はどう言えばよいのでしょうか?
このページでは英語での分数の数え方を紹介していきます。
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英語での分数の数え方の基本
冒頭の1/5であれば、日本語では「5分の1」と下の数字→上の数字の順で数えますよね。
しかし、英語では逆で上の数字→下の数字の順で数えます。
では、1/5は英語でどう言えばいいでしょうか? 少し考えてみてください。
※ちなみに、one fiveじゃないですよ。
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わかりましたか?
答えは、 one fifth(あるいは a fifth)となります。
つまり、分子の数字には通常の数字(基数)が用いられ、分母の数字にはfirstやsecond、thirdのような序数が使われることになります。
また、2/5や3/5のように分子の数字が複数になる場合は、two fifthsやthree fifthsのように複数を表す「s」が必要になるので注意しましょう。
- 分子には基数、分母には序数が用いられる
- 分子が2以上の場合、分母には複数形を表す”s”が必要である
特別な読み方をする分数
では、1/2と1/4はどのように英語で表現すればよいでしょうか。
先ほどのルールに従えば、「one second」や「one fourth」と考えるのが普通ですね。
しかし、これら2つはそう言わず「one half」、「one quarter」と言います。
1/2は one half、1/4は one quarterと言う。
もう一つの分数の読み方
では、17/22は分数でどういうでしょうか。
今までのルールに従えば、「seventeen twenty-second」となりますが、そう聞いてどう感じますか?
正直、わかりにくいし、言うのも難しいですよね。
そのため大きい数字を数える時は、もう1つの言い方を使うことが多いです。
それが、次のような言い方です。
b/a → b over a
例えば、先ほどの17/22なら、「seventeen over twenty two」ですね。
分母も序数ではなく、通常の数字(基数)が使われますので、その点だけ注意してください。
まとめ
今回は英語の分数の表現について紹介しました。
海外での生活で、大きい分数を数えることはほとんどないと思いますが、1/2や1/3などの小さな分数を数えることはよくあるので、きちんと理解して使えるようにしておきましょう。