みんなの日本語を使って日本語を教えている方は、動詞は「ます形」から入って課が進むごとに「て形」や「た形」など、動詞の活用を教えていきますね。
そして、みんなの日本語の第18課では「辞書形」が出てきます。
教師が「この形は辞書形です。」と説明すれば、学生から「どうして辞書形と言いますか?」と質問がくることでしょう。
直接法で教える場合、学生に辞書を渡して、「”食べます”はどこですか?」→「無いですよね。」→「じゃあ”食べる”はどうですか。」→「ありますよね。」→「辞書にありますから辞書形です。」というように説明するでしょうか。
もちろんそれでも良いですが、英語圏の生徒を対象に教えている場合は、いちいちそのように説明していると時間が勿体無いです。
ですから、英語でサラッと説明しても良いと私は思います。
そこで、今回は英語でどうやって「辞書形」の意味を説明するか確認しましょう!
「食べる」や「行く」などこれらの形は辞書に載っている動詞の形と同じであることから、辞書形と呼ばれている
辞書形を英語で説明する
Since Verbs like “食べます” , “行きます” finish with “masu”, this form is called “masu-form”. On the other hand, since “食べる” , “行く” appears on the dictionary written like this, this verbs’s form is called dictionary form.
●その他の説明の例
Even if you look for the meaning of “食べます” and “行きます” in the dictionary, these words will not appear. If you look for the meaning of “食べる” and “行く” in the dictionary, these words will appear. That’s why this form is called “dictionary form”.
さいごに
いかがでしたでしょうか。
日本語教師の方は英語のスキルアップのため、以下の英単語・表現を覚えておきましょう。
日本語 | 英語 |
〜なので | since |
探す | to look for |
また、学生が全員英語圏の人で、機会があれば英語で辞書形の意味も説明して見てください。
それでは、また。