日本語教師の方なら、学習者を話せるようになるために授業中、たくさんアウトプットをさせますね。
英語学習においてもインプットのみならず、アウトプットが非常に大切です。
「そんなことわかってるよ」と言われるかもしれませんが、英語を勉強している時にたくさんアウトプットをしていますか?
単に単語を覚えるだけ、文法の参考書を読むだけ、問題を解くだけになっていませんか。
そこで、今回はアウトプットをするための練習方法を紹介したいと思います。
アウトプットするための練習方法
練習方法は色々あると思いますが、私がオススメするのは以下です。
1.瞬間英作文
2. 英語で日記を書く
3. 独り言を言う
4. オンライン英会話
1.瞬間英作文
他の記事でも紹介していますが、英会話が苦手な人にはまずこれをオススメします。
やり方は、日本語訳を見て、瞬時にその英語訳を「口に出して言う」とってもシンプルな練習法です。
文法を中心に習ってきた日本人は、どうしても「話す」となると、英語がパッと口からできてきません。
ですから、瞬間英作文トレーニングを、何度も同じ文で繰り返し声に出して、早く言う練習をすること、自然と早く英語の文を組み立てられるようになります。
CDもついているので、「文を見て→英訳」に慣れてきたら「日本語の音声を聞いて→英訳」するというような練習にもチャレンジしましょう。
CDは停止ボタンを押さない限り止まってはくれませんから、英訳が遅いとドンドン先に進んでしまいます。緊張感もあって、かなり練習になりますよ。
2. 英語で日記を書く
これは私がフィリピンで英語を勉強している時に先生に勧められた勉強法です。
最初の頃は2、3行しか書けないかもしれませんが、毎日続けているとだんだん早くたくさん書けるようになります。
また、英語初級者の場合、日本語で文を作ってから英語で書く人がたまにいますが、慣れてくると最初から英語で日記を書けるようになります。
わからない言葉や表現があれば、辞書で調べて書くので自然と語彙力アップにもつながり、オススメです。
書くところはノートじゃなくても携帯のメモや日記アプリ、ブログなど、何でもいいです。
継続して続けることが大切です。
3. 独り言を言う
ネイティブ並みの英語力がある人に「どうやって練習したんですか」と聞くと、多くの人が「独り言をたくさん言ってたら言えるようになった」という人が多くいます。
場所を問わず、道具もお金もいらないので、いつでもどこでも今からでもできるとっても優れた練習法です。
独り言と言っても、「This is a pen.」など全く役に立たない英文を言うのではなく、例えば以下のようなテーマに沿って話してみるといいでしょう。
1. 今やってることを話す(現在)
2. 過去にやったこと、起こったことを話す(過去)
3. これからやることについて話す(未来)
「1.今やっていることを話す」は例えば、本を読んでいたら、「今、〜の本を読んでいる」、「この本は〜によって書かれた本です。」。ご飯を食べていたら、「今、〜を食べている」、「このご飯の材料は〜と〜と〜と・・・・です。」などです。
「2. 過去にやったこと、起こったことを話す」は例えば、「今朝、寝坊して10時に起きてしまった」、「会社で散々、上司に叱られた」などです、
「3. これからやることについて話す」は、例えば「明日、早く起きなきゃいけないから、今日は11時に寝る。」、「目覚まし時計の設定を忘れないようにしなきゃ」などです。
いかがでしょうか。
とてもシンプルですが、これらを全部英語で言おうとしたら大変です。
ですが、毎日続けていると徐々に単語が表現が増え会話力アップにつながります。
4. オンライン英会話にチャレンジ
これまで紹介した3つの方法はお金がかからず、一人でもできる練習法でした。
最後の「オンライン英会話にチャレンジ」はお金がかかってしまいますが、やはり生の外国人と英語を使って話すことはとても大切です。
なぜなら、日本人も地方や人によって早口な人もいれば、アクセントが異なる人もいます。
英語も同じように国によって発音の仕方が異なります。
ですから、会話力向上させたい人はオンライン英会話で色々な国の人と話す練習をすることをオススメです。
まとめ
今回は英語のアウトプットをたくさんする練習法を紹介しました。
1.瞬間英作文
2. 英語で日記を書く
3. ひとりごとを言う
4. オンライン英会話
「日記を書く」や「ひとりごとを言う」は今日からでも始められる練習法なので、英語力アップを目指す方は、早速始めてください。
勉強する習慣がない人は最初、つまらないと感じやめてしまう人もいるかもしれません、そんな人は1日5分〜10分でいいので、チャレンジしてみてください。
大切なのは少しだけでもいいので、継続してやることです。