助動詞

助動詞”must”と”have to”の用法まとめ

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英語で「〜しなければならない」や「〜する必要がある」と言いたい時、”must”や”have to”を使うことを学校で習ったと思います。

受験に必須の言葉なので、ご存知の方も多いと思いますが、mustの使い方は他にもあります。

そこで、今回は助動詞”must / have to”の使い方を復習することにしましょう。

「学校で習ったし、簡単だから必要ない」という人も、ぜひチェックしてみてください。

1. must / have to の表現

mustやhave toには、以下のような表現・機能があります。

mayの表現

must の表現

1.義務・必要:〜しなければならない

2.禁止:〜してはいけない

3.確信:〜に違いない

have to の表現

1.義務・必要:〜しなければならない

2.不必要:〜しなくてもよい

それでは、それぞれの機能について見ていきましょう。


1. 義務・必要を表す must / have to

mustやhave toの機能で一番有名なのがこの義務や必要を表す「〜しなければならない」という表現です。

義務や必要を表す must / have to:〜しなければならない

●例文
I have to study because I have an examination tomorrow.
明日はテストだから、宿題をしなきゃだめなんだ。

I heard he must go to America next month because he will be transferred.
彼は転勤で、来月からアメリカへいかなければいけないらしい。

mustには過去形がないので、「〜しなければならなかった」と表現したい場合は「have to」の過去の形「had to」を使います。

mustの過去形はない。過去のことを表現したい場合は「had to」を使う。

●例文
I’m sorry that I couldn’t join the party yesterday. I had to take care of my mom because she was sick.
昨日はパーティーに参加できなくてごめん。母が病気だったので、看病しなきゃいけなかったんだ。

mustには「必要」の機能に関連して、「絶対に行った方がいいよ」、「絶対に食べるべきだよ」のような「強く勧める表現」としても使われます。

強く勧める表現 must :絶対〜したほうがいいですよ。

●例文
If you go to Thailand, You must try pad thai.
タイに行くなら、パッタイは食べた方がいいよ。

This game is so cool. You must play this.
このゲーム超おもしろいよ。絶対やったほうがいいって。

2. 禁止を表す must not

「美術館内で写真を撮ってはいけません」や「ここでタバコを吸ってはいけません」など禁止事項を英語で言いたい時は、mustの否定形 “msut not”を使って表現します。

禁止を表す must not:〜してはいけません

●例文
You must not take photos here
.
ここで写真を撮ってはいけません。

You must not leave your trash behind.
自分のゴミは自分で持ち帰らなければいけません。(自分のゴミを置いて帰ってはいけません。)

尚、”have to”の否定形を使っても禁止事項を表すことはできないので注意してください。

“have to”の否定形は禁止を表す表現ではないので注意!

では、have to の否定形はどんな意味があるのでしょうか?

3. 不必要を表す don’t have to

have to の否定形 “don’t have to”には「〜しなくてもよい」を意味する不必要の表現になります。

不必要を表す don’t have to:〜しなくてもよい

●例文
You don’t have to come to the office tomorrow.

明日は会社に来なくてもいいですよ。

You don’t have to eat everything if you don’t want to.
無理して全部食べなくてもいいよ。

4. 確信を表す must

「あ、彼女はジョンさんのお姉さんに違いない」や「この時計は父のものに違いない」など、確信していることを表現したい時も「msut」を使って表現します。

確信を表す must:〜に違いない

●例文
He is still not home. He must be overworking.

彼、まだみたいね。きっと残業しているに違いないわ。

Ah, there is Kuroda’s bag. She must still be in the office.
あら、黒田さんのカバンがあるわ。彼女はまだきっとオフィスにいるのね。



まとめ

今日は”must”と”have to”の用法を勉強しました。

mustとhave toは大きくわけて、以下の表現がありましたね。

mayの表現

must の表現

1.義務・必要:〜しなければならない

2.禁止:〜してはいけない

3.確信:〜に違いない

have to の表現

1.義務・必要:〜しなければならない

2.不必要:〜しなくてもよい

インプットが終わったところで、次はアウトプットです。例文を作ったり日記を書いたりして、たくさんアウトプットし使いこなせるようにしましょう!

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