「もっと勉強すべきだ。」、「今すぐ病院へいくべきだ」など「〜すべきだ」と義務や当然の行動を表現したい時に使われる助動詞として、”should”がありますね。
しかし、この”should”には義務を表す「〜すべきだ」以外にも、他の機能があるのをご存知でしょうか。
今回は”should”の表現を復習しましょう。
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目次
shouldの表現
shouldには大きくわけて、以下の3つの表現があります。
1.義務・当然の行動:〜すべきだ
2.確信:きっと〜だ / 〜のはずだ
3.意外・驚き・苛立ち:いったい〜 / どうして〜
1. 義務・当然の行動を表す should(ought to)
一番よく使われているshouldの機能がこの「義務や当然の行動」でしょう。
「君は学生なんだからもっと勉強すべきだ。」、「すごい熱。今すぐ病院へいくべきだよ」など、義務や当然した方が良い行動を表すときに使われます。
義務・当然の行動を表すshoud:〜すべきだ
●例文
(1) Since you are a student, you should study more.
君は学生なんだから、もっと勉強すべきだよ。
(2) Oh you have a high fever, you should go to the hospital right now.
すごい熱だよ。今すぐ病院へ行くべきだよ。
(3) You shouldn’t leave your child alone in the house when you go out.
出かける時、子供を家に1人にしておくべきではないよ。
尚、shouldは”ought to“で置き換えることが可能です。上の例文(1)〜(3) を置き換えると以下のようになります。
(1)’ Since you are a student, you ought to study more.
(2)’ Oh you have a high fever, you ought to go to the hospital right now.
(3)’ You ought not to leave your child alone in the house when you go out.
“ought to”の否定形は”ought not to“です。 notの位置に気をつけましょう。
しかし、会話ではあまりought to を使う人はいないので、2つも覚えられないという人はshouldだけを覚えておくといいと思います。
2. 確信を表す should (ought to)
shouldには「〜のはずだ」、「きっと〜だ」と確信を表す表現としても使うことができます。
確信を表すshould:「〜のはずだ」、「きっと〜だ」
●例文
(1) Since he lived in America for as long as 15 years, he should be good at English.
彼は15年もアメリカに住んでいたのだから、英語が上手なはずだ。
(2) Since he boarded the plane 5 hours ago, he should have arrived in the Philippines by now.
彼は5時間前に飛行機に乗ったから、今頃はきっとフィリピンについているはずだ。
3. 意外・驚き・苛立ちのshould
疑問詞と一緒にshouldを用いると、「いったい〜、どうして〜」という「意外や驚き、苛立ち」の気持ちが含まれます。
意外や驚き表すshould:いったい〜 / どうして〜
●例文
(1) Why should I treat you to dinner? Of course, we will split the bill.
どうして私が君に夕食をご馳走しなきゃいけないの。もちろん、割り勘だよ。
(2) Why should I tell a lie?
どうして私が嘘なんてつくの。
まとめ
今日はshouldの用法を勉強しました。
shouldには大きくわけて、以下の3つの表現がありましたね。
1.義務・当然の行動:〜すべきだ
2.確信:きっと〜だ / 〜のはずだ
3.意外・驚き・苛立ち:いったい〜 / どうして〜
本当はもう少しshouldの使い方がありますが、またそれは今後、この記事に追加するか、別の記事で紹介します。
さて、インプットが終わったところで、次はアウトプットですね。例文を作ったり日記を書いたりして、たくさんアウトプットし使いこなせるようにしましょう!