接続詞

【英文法】等位接続詞の用法まとめ(例文あり)

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英語の接続詞には大きく分けると「等位接続詞」と「従属接続詞」の2種類あります。

このページではこのうちの「等位接続詞」をピックアップして、解説していきます。

「等位接続詞」や「従属接続詞」がわからないという人は、こちらの記事で解説しているので、合わせてお読みください。

【英文法】接続詞の基本!等位接続詞と従属接続詞って何?接続詞とは漢字の通り「くっつけるための言葉」、つまり単語と単語や文と文を繋ぐ役割を持つ言葉を指します。 日本語でも、「りんごとみか...

英語の等位接続詞

基本の等位接続詞は以下の4つです。

他にも色々ありますが、英語初級者の方はまずはこの4つを使えるようにすれば会話はOKです。

日本語 英語
そして / 〜と and
だから so
または or
しかし but

さらに上の4つをタイプ別に分けると、次のようになります。

and, so:順接:順序通り
but:逆接:前後が相反する
or:選択

それでは、それぞれについて詳しく見ていきましょう。



順接のandとso

順接のandとsoは文の内容をそのまま、次へと繋ぐ役割があります。

1. andの使い方

andの基本形は次のようになります。

andの使い方

① 名詞1 + and + 名詞2
→ 名詞1と名詞2

② 文1, + and + 文2
→文1、そして文2

2つの名詞を繋ぐ場合は、「〜と」と訳し、2つの文を繋ぐ場合は「そして」や「(動詞)して、〜」のように訳します。

例文を見た方がイメージしやすいと思うので、いくつか例文を載せておきます。

「名詞 and 名詞」の例文

Tom and Mark are my friends.
トムとマークは僕の友達だよ。

I ate Japanese food and Korean food last night.
昨晩、日本料理と韓国料理を食べたよ。

単に2つの名詞を繋ぐだけなので、簡単ですね。

もし、接続する名詞が3つ以上ある場合は、「名詞1, 名詞2 and 名詞3」のように最後の2つの名詞以外はカンマで区切ります。

I can speak English, Japanese and Chinese.
昨晩、日本料理と韓国料理を食べたよ。

「文1, and 文2」の例文

Tom arrived and we started the party.
トムが到着して、パーティーをスタートしました。

I watched a movie and drank some coffee.
映画を見て、コーヒーを飲みました。

Everyday, I take shower and go to work.
毎日、シャワーを浴びて、会社へ行きます。

こちらも2つの文を単にandで繋いでいるだけなので、簡単ですね。

しかし、andは順接、つまり順序通りに事が進むことになるので、前の文と後ろの文を入れ替えると不自然な文になります。

Everyday, I go to work and take a shower.
毎日、会社へ行って、シャワーを浴びます。

この文だと、会社についてから会社でシャワーを浴びる文になってしまうので、不自然ですよね(会社にシャワールームがあるのであれば別ですが)。

2. soの使い方

続いてsoの使い方ですが、基本形は次のようになります。

soの使い方

文1(原因・理由), + so + 文2(結果)
→文1、だから文2

andのように名詞と名詞を繋ぐことはできません。

日本語に訳すと「だから」と訳し、文1が「原因や理由」を表し、文2にはその「結果」が来ます。

I broke the camera I borrowed from my friend, so I have to pay for it.
友達に借りたカメラを壊してしまったから、弁償しなければならない。

I overslept, so I missed my flight!
寝坊してしまったので、飛行機に乗り遅れた!

どちらも文もsoの前が理由や原因、後ろがその結果を表ていますね!


逆接のbut

 butの使い方

butを使った文の形は次のようになります。

butの使い方

文1, + but + 文2
→文1、しかし文2

日本語に訳すと「しかし」や「〜だが」などと訳し、文1の内容と相反する内容が文2に来ます。

それでは例文を見てみましょう。

I thought his story was true, but it was not.
彼の話は本当だと思っていたが、実はそうではなかった。

He always sleep during the class, but always pass the tests easily.
彼はいつも授業中、寝ているが、いつもテストには簡単に合格する。

選択のor

 orの使い方

orはAかBか選択を表す時に使う接続詞です。

文の形は次のようになります。

orの使い方

① 名詞1 + and + 名詞2
→ 名詞1か名詞2

② 文1, + or + 文2
→文1、あるいは文2

2つの名詞を繋いだり、文を繋ぐことが可能で、「〜か」や「〜あるいは」、「〜または」などと訳します。

「名詞 or 名詞」の例文

Which do you want coffee or milk tea ?
コーヒーとミルクティーとどっちがいい?

I want to go to Singapore or Indonesia this summer.
この夏は、シンガポールかインドネシアに行きたいな。

「文1, or 文2」の例文

You can pay in cash, or you can use your credit card in this shop.この店では現金で払うこともできるし、あるいはクレジットで払うこともできます。

Wake up, or you’ll be late.
起きなさい、そうしないと遅刻するよ。

2つ目の文は、orを「そうしないと」という意味で使っていますが、orにそういった意味があるわけではなく、「起きるか、遅刻するか」の2つの選択を表していることになります。

学校では「そうしないと」という意味で覚えさせられたかもしれませんが、orが選択を表す単語であることをきちんと理解していれば、意味はわかりやすいですね!

最後に

今回は等位接続詞の用法について紹介しました。

会話では今回紹介した4つの接続詞をきちんとマスターしておけば問題ないので、それぞれの働きや使い方をしっかりと頭に入れておきましょう。

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