助動詞

未来を表す言葉だけじゃ無い!英語の”will”の使い方まとめ

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英語で未来のことを言いたい時は”will”を使って、”I will go to America next year.” や “My father will be 55 years old tomorrow.”というように表現しますね。

しかし、この”will”には未来のことを表す表現の他にも色々あるのをご存知でしょうか。

今回は助動詞”will”の表現を勉強しましょう。

willの表現

willには大きくわけて、以下の3つの表現があります。

mayの表現

1.未来:〜だろう

2.推測:たぶん〜だろう

3.意志:〜する / 絶対〜する

4.依頼:〜してくれませんか

5.習慣:よく〜します / よく〜したものだ

1. 未来を表す will

一番よく知られているのがこの「未来」を表す”will” でしょう。

明日や来週、数分後など未来のことを言う時は、動詞の前に”will”をおいて表現しなければなりません。

未来を表すwill : 〜だろう

●例文
I will have a meal at a restaurant with my friends tonight.
今晩、友達とレストランで食事します。

What time will you wake up tomorrow?
明日は何時におきますか。

未来を表すwillですが、もし、「話す前からすでにするつもりでいた」ことを表したい場合は、”will”の代わりに”be going to”が使われます

be going to:〜するつもりだ。/ 〜する予定です。

●例文
I am going to buy a car in July.

7月に車を買うつもりです。

Are you going to be an English teacher?
英語の先生になるつもりですか?



2. 推測を表す will (would)

willには「たぶん〜だろう」と言う意味を表す推測の機能としても使うことができます。

推測を表すwill:たぶん〜だろう

●例文
Since she said she is busy today a while ago, she will not attend the party for tonight
さっき、彼女は忙しいと言っていたから、今晩のパーティーには出席しないだろう。

This method would be the best solution to learn English.
この方法が英語を学ぶための1番良い方法だろう。

以上が、推測を表すwillの表現でした。

表現の仕方はwill と would がありますが、wouldの方が丁寧なので、会話ではこちらを使った方がいいでしょう。

“will”より”would”の方が丁寧な表現である。

3. 意志を表す will (would)

willには「私が〜するよ」と意志表示をする時や「絶対に今日飲み行く!」と強い意志を込めて言う場合にも使われます。

意志を表す will:〜します / するつもりだ

強い意志を表す will:必ず〜する / 絶対に〜する

英語の文章で書く時、強く気持ちを込めたい場合、大文字でWILLと書くこともありますので、これも覚えておきましょう。

●例文
I will do my best on the exam.
試験に全力を尽くすよ。

I WILL resign from the company, no matter what the boss says.
上司がなんと言おうと僕は会社を辞めるつもりだ。

なお、意志のwillを否定して、”will not(won’t)”と言うと、これは拒絶を表すことになります。

拒絶を表す will not (won’t) : どうしても〜しない

それでは例文を見てみましょう。

●例文
Even if his mother scolded him, he wouldn’t eat carrots.
お母さんが叱っても、彼はどうしてもニンジンを食べなかった。

She won’t listen to our advice.
彼女は私たちのアドバイスを聞こうとしない。

4. 依頼を表す will (would)

人に「〜してくれませんか」とお願いする時も”will”や”would”を使います。

wouldの方が丁寧なので、初対面の人や目上の人にお願いする時は”would”を使った方がいいです。

依頼を表すwill / would:〜してくれませんか / 〜していただけませんか

それでは、例文をチェックしておきましょう。

●例文
Will you open the window?
窓を開けてくれませんか。

Would you please help me carry my bag, because I have many baggage.
荷物が多いので、鞄を運ぶのを手伝っていただけませんか。

5. 習慣を表す will (would)

「よく〜する」と現在の習慣について言いたい時もこのwillを使って表現することができます。

oftenとセットで”will often”の形で使われることもあるので覚えておきましょう。

現在の習慣を表す will:よく〜します。

また、過去の習慣について言いたい時は「wolud」を使います。

過去の習慣を表す would:よく〜しました。

それでは、例文をチェックしましょう

●例文
My mom will often go to the gym to exercise.
私の母はよくジムへエクササイズに行きます。

I would often play catch with my father.
父とよくキャッチボールをしたものだ。

なお、過去の習慣を表す言葉には”wolud”の他に”used to”という言葉があります。2つの違いについては以下の記事をお読みください。

過去の習慣を表す「would often」と「used to」の違い英語で過去の習慣「よく〜したものだ」を表す表現として、「would often」と「used to」の2種類があります。しかし、これらの表現は違いを理解するのが難しく、英語学習者を悩ます表現の1つと言われています。そこで、今回はこの2つの表現「would (often)」と「used to」の違いについてできるだけわかりやすく説明したいと思います。...



まとめ

今日はwillの用法を勉強しました。

willには大きくわけて、以下の5つの表現がありましたね。

mayの表現

1.未来:〜だろう

2.推測:たぶん〜だろう

3.意志:〜する / 絶対〜する

4.依頼:〜してくれませんか

5.習慣:よく〜します / よく〜したものだ

インプットが終わったところで、次はアウトプットです。例文を作ったり日記を書いたりして、たくさんアウトプットし使いこなせるようにしましょう!

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